【網戸の防犯対策法】窓を開けて過ごしたい方必見!防犯性の高い網戸や窓周りの防災アイテムもご紹介!

はじめまして、福岡県・佐賀県・熊本県(一部地域)の以下の駆けつけ地域を中心に【襖・障子・畳・網戸】の張り替えを行う専門店『 家美装(いえびそう)』です。

  • 福岡県 柳川市・大牟田市・みやま市・筑後市・大木町・大川市
  • 佐賀県 神埼市・鳥栖市・吉野ヶ里町・上峰町・みやき町・基山町
  • 熊本県 荒尾市

暑い時期に窓を開けておいても、虫が侵入せず部屋を涼しく快適にする役割を果たす網戸。

しかし、網戸はそこまで耐久性に強く作られていないため、開けっ放しにしておくと防犯性はどうなるの?と不安になる方もいるのではないでしょうか。

そこで、この記事では網戸のセキュリティを高めるための方法や、防犯アイテムやおすすめの網戸をご紹介していきます。

窓を開けて過ごすことが多くなるこの時期を安心して過ごすために、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。

目次

『網戸』に防犯対策が必要な理由

こちらでは、網戸にはなぜ防犯対策が必要なのかを解説していきます。

空き巣は窓から侵入するケースが多い

網戸の防犯対策が必要とされる理由のひとつは、空き巣の侵入経路として窓が利用されやすいからです。一般的な網戸は簡単に取り外しができ、耐久性に強く作られていないため破れやすく不審者が安易に侵入できる可能性があります。

令和5年の警察庁の空き巣の侵入手口のデータによると、一戸建て住宅では55.2%が窓からの侵入であることがわかっています。また、3階建て以下の共同住宅でも、窓からの空き巣被害は比較的多いということがわかります。

よって網戸の防犯対策をすることは、空き巣などの犯罪被害を防止するうえで非常に重要な役割を果たすと言えます。

高齢者や女性は在宅中でも狙われやすい

また空き巣は、自分より体力的に弱い立場にある女性や高齢者の住宅であれば、在宅中でも侵入してくる可能性があります。

そのため、誰が住んでいるか分からせないようにするのが大切です。

網戸の防犯性を高める方法

網戸の防犯性を高めるには、いくつか方法がありますのでご紹介していきます。

自分たちですぐにできるお家の防犯対策

網戸の防犯対策は特別なものを用意しなくても、まず意識的な問題から始めることができます。

こちらでは、自分たちでもできる網戸の防犯対策をご紹介していきます。

基本的な防犯意識を高める

まずは家中窓の施錠をする、玄関の鍵は必ず閉めるなどをし、不審者が侵入しにくい家にしておくことが大切です。

不在時だけでなく、在宅時も必ず施錠をすることで不審者の侵入を簡単に防ぐことができます。

一方、庭木が生い茂り塀が高い住宅は、道路や隣の住宅からの見通しが悪くなります。さらに、窓は周囲からの死角ができやすく不審者が侵入しているところを見られるリスクが少なくなります。そのため、空き巣の対象住宅となる可能性が高くなります。

そのため、1階にエアコンの室外機や物置などがあるとそれらを足場として使われ、2階に上られてしまうリスクもあります。また、トイレや浴室などを換気のために日常的に開けっ放しにしていたり、玄関ドアにチェーンをつけていないお家などは空き巣や泥棒に狙われるリスクが高まります。

普段の家(一軒家)の防犯対策度のリスクチェックができるよう箇条書きにしました。

1つでも当てはまるようであれば、防犯の対策を何かしら考える必要があります。

  • 庭木が生い茂っていたり、塀が高いため道路や隣の住宅からの見通しが悪い
  • 1階にエアコンの室外機や物置など足場になるものがある
  • トイレや浴室を換気のためいつも開けっ放しにしている
  • 玄関ドアにチェーンをつけていない
  • 家の周辺は時間帯を問わず人通りが少ない
  • 暑い時期は窓を全開にして網戸にして就寝している
  • 外出の際、家の全ての窓の鍵を閉めていない
  • 窓に鍵がひとつしかついていないorロックがない
  • 防犯カメラやセンサーライトを設置していない
  • ゴミ出しなど少しの時間だけ家から離れる時施錠をしていない

防犯アイテムの設置

より確実に防犯性を高めたい場合は、自分でも取り付けが可能な防犯カメラや防犯センサーの設置もおすすめです。

小型防犯カメラであれば、安価で工事不要のものもあり、ネットやホームセンターで手軽に入手することができます。

業者に依頼しセキュリティを高める

さらに高い防犯性を求めるのであれば、業者に依頼することをおすすめします。

防犯カメラ・センサーライトなどの設置で不審者から家を守る

業者であれば、自分たちでは設置が難しい本格的な防犯カメラやセンサーなども手間なく取り付けることができます。

依頼先は、専門業者・電気工事業者・家電量販店・警備会社などニーズに合わせてさまざまな業者を選ぶことができます。

警備会社と契約して家の安全を守る

窓の警備に関する主な警備会社には「セコム」や「ALSOK(アルソック)」などがあります。

両者とも窓の防犯対策として、防犯ガラス・防犯フィルム・補助鍵・内窓の設置などを提供しています。

また、セキュリティサービスとして、窓の施錠確認センサーやセンサーライトを設置し、異常を検知した場合に警備センターへ通報するシステムも実施しており、昔より比較的安価でつけられるようです。

このようなホームセキュリティは、プランやサービス内容によって異なりますが、「アルソック」の場合、月額で「4,070円〜9,460円」で契約することができます。

警備会社をつけるメリットとして以下のようなことが挙げられます。

  • 住宅の防犯性を高める
  • 万が一のときの被害を最小限に抑える
  • 24時間、365日で監視をしてくれる
  • 不在時でも安心できる
  • 火災やガス漏れの検知をしてくれる
  • 子供の安否確認をしてくれる など

しかし、以下のようなデメリットも少なからずあるためご自身の状況やご予算に応じて警備会社と契約することをお勧めいたします。

  • 初期費用が高い
  • 契約内容により解約手数料がかかる
  • センサーが誤作動し、不要な警報が発動することがある
  • 誤作動が多発し、精神的な負担が増える など

以下の3社が有名な警備会社です。気になる方はこちらをご覧ください。
アルソック、セコムは全国。CPSセントラル警備保障は32都道府県にて活動しているようです。詳しくは各サイトをご確認ください。

【アルソック】

引用元:綜合警備保障株式会社

【セコム】

引用元:セコム株式会社

【CSPセントラル警備保障】

引用元:セントラル警備保障株式会社

雨戸やシャッターの設置

雨戸やシャッターの取付けはセキュリティ対策にもなり、自然災害による飛来物対策にもなります。

雨戸やシャッターを閉めると、完全に光や風が取り込めなくなるイメージがありますが、その中には防犯対策に加え採光や通風ができるものもあります。

雨戸やシャッターを設置するメリット、デメリットは以下の通りです。

【メリット】

  • 窓+雨戸、窓+シャッターで侵入をより困難にする
  • 侵入の際の窓ガラスの破壊を防ぐ
  • 外部から室内が見えなくなるのでプライバーを守る
  • 雨戸やシャッターがあることで窓ガラスを破壊されにくい
  • 破壊しようとすると大きな音がするため侵入を感知しやすい
  • 設置しているだけで防犯意識が高い住宅だと思わせることができる

【デメリット】

  • 留守であることのサインになってしまう
  • 視界が遮られるため外の様子がわからなくなる
  • 非常時のときに対応が遅れる可能性がある
  • シャッターを全て閉めていると空気の循環が悪くなる

雨戸やシャッターを長期間閉めておく際は、一部の雨戸を開けておいたり、遠隔操作ができるタイプであれば一定時間ごとにシャッターを開閉させるなど、留守であることを勘ぐらせないようにする工夫も必要です。

面格子(めんごうし)の設置

面格子とは、防犯や装飾のために窓の開口部に木や鉄の棒を格子錠に取付けたもののことを指します。

面格子を設置することで外部から人が侵入できないようになり、飛来物を防ぐこともできます。そのため、網戸で換気をしながら防犯対策ができます。

面格子もネットで手軽に購入することができますので、ご紹介いたします。

【商品紹介:RESTA 面格子クロスタイプ】

引用元:株式会社 RESTA様

1㎜単位でオーダー可能なので、どんな窓にも対応できる優れモノです。

新築はもちろん、古い窓にも対応でき、カラーバリエーションが豊富なので、ご自宅の窓にぴったりの面格子を作ることができます。

【商品紹介:RESTA 面格子クロスタイプ】

引用元:株式会社 RESTA様

こちらも1㎜単位でご自宅の窓に合わせてオーダーができる縦型の面格子です。

縦型の面格子は、クロスタイプに比べると雨水が溜まりにくく汚れが付きにくいのが特徴です。

お値打ちに購入できますが、その分作りが簡易的になり防犯効果はクロスタイプに比べると低くなってしまいます。

網戸の防犯性を高めるためのグッズの紹介7選

こちらでは、自分でできる網戸の防犯性を高めるためのグッズのご紹介をしていきます。

センサーライト・ワイヤレスカメラ

パナソニック センサーライト付屋外ワイヤレスカメラ

ワイヤレス接続で、簡単に設置ができるセンサーライト付の防犯カメラです。

テレビドアホンのSDカードに録画が可能でカメラに話しかけることもできるので、不審者を威嚇でき防犯対策に役立ちます。

パナソニック スポットライト「Freepa(センサ)」

設定時間以上人を検知すると10秒間フラッシュし、不審者に警告する効果が期待できるセンサーライト。

人を検知するとすぐに光るので、家の死角になる場所の防犯対策としておすすめです。

サッシロック

和気産業 サッシ・ロック・ワンタッチシマリ

引用元:アスクル株式会社様

窓サッシの枠にシールを剥がして貼るだけで防犯対策ができる窓用補助鍵です。

取付け後はワンプッシュで手間なく施錠と解除ができます。取付け位置をずらせば、換気中の簡易ロックとしても使うことができます。

カインズ サッシ簡易補助錠

引用元:株式会社 カインズ様

網戸に設置ができるので、換気していてもロックができる補助錠です。

小さめですが無理やり窓を開けようとしても開かないので防犯対策に役立ち、粘着付きなので購入して簡単に取り付けることができます。

ノムラテック サッシロックスリム

引用元:Yahooショッピング ノムラテック様

左右に二つ並べて使えば防犯性がアップする網戸にも使える補助錠。

シールで手間なく取付けができ、起こせば施錠・たためば解錠ができるので使い方も簡単です。単品で使用すれば、4ヵ所に使うことができるのもポイント。

防犯センサー

窓や壁にぴったりと貼り付けることができる2個入り防犯センサー。

小さめサイズですが、ドアや窓の振動を検知すると130デシベルの大音量で警告してくれます。

両面テープで簡単に設置でき、コンパクトでスタイリッシュな外観が特徴です。

ノムラテック 防犯センサー 1P

配線不要で両面テープで手軽に設置することができる防犯センサー。

窓やドアが開いた瞬間に大音量で注意喚起してくれます。入手しやすい値段なので、初めて防犯対策をする方にもおすすめです。

防犯性の高い網戸のネットをご紹介

網戸のネットにはさまざまな種類がありますが、どれが防犯性が高いのでしょうか?

この章では、防犯性の高い網戸のご紹介をしていきます。

代表的な網戸には、ポリプロピレン・ポリエステル・ステンレス・グラスファイバーなどがあります。

以下の表にてそれぞれの特徴をご覧ください。

スクロールできます
網戸の種類メリットデメリット価格耐熱温度耐久年数
ポリプロピレン・安価で入手しやすい
・簡単に切れるのでDIYで張替えしやすい
・軽量で扱いやすい
・豊富なバリエーション
・紫外線や風雨で劣化しやすい
・破れやすい
・張替え年数が早い
・巻き癖が残りやすい
約100℃約5年
ポリエステル・弾力性がありポリエステルより耐久性が高い
・ペットの引っかきに強い
・ポリプロピレンより高価
・DIYでの張替えは難しい    
約150℃約7~10年
グラスファイバー・耐熱性が高い(タバコの火がついても穴が開かない)
・ポリプロピレンの2倍の耐久性 ・紫外線に強い
・破れても網目が広がらない
・巻きぐせやたるみが出にくい
・張替えしやすい
・海外で人気の素材
・ポリプロピレンより高価
・日本ではあまり認知されていない
・メッシュやサイズの選択肢が限られる
約800℃約10~15年
ステンレス・ポリプロピレンの2~3倍の強度
・サビにくく汚れにくい
・普段のお手入れが簡単
・流通量が少ない
・DIYでの張替えは難しい
・4種類の中で一番高価 ・重く倒れると危険
・硬いので破れたときにケガの可能性がある
・重いため高齢者の方は開閉がしにくい
・種類が少なく選びにくい
・張替えの際は業者に依頼が必須
約500℃約15~20年
※耐熱温度は網戸自体の温度ではなく、素材(物質)としての耐熱温度のことを指します。

4種類の網戸の特徴を踏まえ、この中で防犯対策に向いているのは「ステンレス」と「グラスファイバー」の網戸です。

当店では、ステンレス製の網戸は以下理由であまりオススメしておらずグラスファイバー製の網戸をお勧めしております。

  • 流通量が少ないため自分では入手しにくい
  • 巻き癖やほつれ癖が少なく張替えに向いているが、実際に初心者では張替えは難しいので業者への依頼が必須
  • 硬いため自分での修理はできず業者に依頼が必須
  • 4種類の中で一番値段が高い
  • 重いため倒れるとお子様や高齢者が下敷きになるリスクがあり危険
  • 硬いので倒れたときにケガのリスクがある
  • 重いため高齢者は開閉がしにくい
  • 種類が少なく選択肢が少ない

グラスファイバー製の網戸についてより詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。


網戸の種類について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

防犯性の高い網戸へ張替える前に一度専門店へご相談を

防犯性の高い網戸に張替えをしたいと考えているなら、専門店に依頼をすることをオススメいたします。

防犯対策におすすめのグラスファイバー製の網戸は、巻き癖や折り癖が少なく張替えがしやすいと言われていますが、初心者が張替えするには簡単ではありません。

たとえ自分で張替えができたとしても、時間が経過するにつれて網戸が緩んでしまい結局またすぐに張替えをする。もしくは、専門店に依頼をされるお客様も実際にいらっしゃいます。

そうなると、安く済ませようとしていた網戸の張替えが余計に高くついてしまうことになります。

時間と手間を省きプロにお任せしてキレイに張替えてもらうことをお勧めいたします。プロに張替えてもらうことで網戸もたるむことなく長持ちするので見た目も綺麗で防犯性も高くなります。

※専門店へご依頼する際は、比較的家の近くにお店があり何かあった際にすぐに対応してくれそうなお店で、保証制度もあるお店に頼むののがおオススメです。

まとめ

今回は網戸の防犯対策について、防犯性を高める方法やグッズ、おすすめの網戸をご紹介しました。

網戸の防犯対策は普段から施錠をしておくことなど、自分たちで意識してできることもありますが、

  • 防犯カメラ
  • 防犯センサー
  • 雨戸
  • シャッター
  • 面格子

などを取付けることより防犯性を高め、空き巣の侵入者を防ぐことができます。

また、コストはかかってしまいますがセコムやアルソックなどの警備会社と契約するというのもひとつの方法です。

さらに網戸の防犯性を高めるためのグッズは、今は比較的簡単に設置できるものが多くあります。まだ防犯対策をしていない方や初心者の方は、まず自分でも取付けができるアイテムから使ってみることをオススメいたします。

5~6月になると湿度も高くなり寝苦しい日が続くので、夜に網戸を閉めて窓を全開にして眠りにつく方も増えてくるかと思います。

空き巣や不審者は窓からの侵入が一番多いことを今一度頭に入れておいてください。

安心して過ごすために、一度ご自宅の網戸の防犯対策についてご検討されてみてはいかがでしょうか。


弊社『家美装 – IEBISOU – 』は、ふすま・障子・網戸・畳の張替え専門店です。

張替え業以外にもリフォーム業も得意としており、張替えのご依頼から始まり、ちょっとしたお家の修理や改築・大きなリフォームのご依頼までお客様の環境やタイミングに合わせて、お家のお困りごとを弊社1社で丸っとご対応させていただいております。

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また、弊社は同じ店舗・サービス対応地域内で『お助け110番』という便利屋業もサービス展開しております。

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スタッフ一同心よりお待ちしております。

家美装 オーナー 吉田 亘児

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