【置き畳(おきだたみ)で洋室をモダンな和室に!】置き畳の魅力とおすすめ商品をご紹介。種類や素材についても詳しくご説明します。

最近は部屋が全てフローリングの洋室というご自宅も珍しくなく、畳が使われた和室は年々減少傾向にあります。

畳は日本古来の床材で、原料に使われているい草は天然のエアコンと呼ばれており、湿度を調節してくれるので高温多湿の日本の気候でも快適に暮らすことができます。また、断熱効果があるので夏は涼しく冬は暖かく過ごせる・そのまま寝ころんでも体が痛くならない・素足のままでも気持ちいいなど、畳にはたくさんのメリットがあります。

そうは言っても全て洋室の自宅に、畳のある和室に作るのは多額の出費や時間もかかり、大工事になるので容易ではありません。

そこで、今回は自宅のフローリングなどの好きなスペースに置くだけでモダンな和室を作ることができる「置き畳(おきだたみ)」についてご紹介していきます。置き畳の魅力や種類などについて詳しく知ることができるので、自宅に和室風の部屋を作りたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

目次

置き畳とは?

置き畳とは、その名の通りフローリングなどに”置いて使用する畳“のことを指します。通常の畳のように敷き詰める必要がなく、床の上に置くだけで畳のある部屋が完成します。また、移動や収納もしたいときにできるので、季節や用途に合わせて使用することが可能です。

置き畳の起源は奈良〜平安時代であり、そこでは床の上に畳を敷き身分の高い人をもてなすための道具として使われていました。その際、身分の高さは縁の色と柄で表されていたと言われています。

現代でも置き畳の需要が増えたその背景には、フローリングが主要な住居が増加したことによります。けれども、「畳のある部屋が欲しい」「子供の遊び場に畳が欲しい」「畳部屋が好き」などの声があり、置き畳を使うことでそのようなニーズにも応えることができます。

そしてカラーやデザインが豊富なので、自分の好みに合わせたお部屋作りができることも人気である理由のひとつのようです。

置き畳と通常の畳の違いは?

置き畳と和室に使用されている一般的な畳の大きな違いは”厚みと重さ“になります。通常の畳は厚みが「約30〜60㎜」ですが、置き畳は「約15㎜」が一般的な厚みです。重さは通常の畳は素材にもよりますが「1枚約20〜40kg」、置き畳は「1枚2〜4kg」でその差は歴然です。

また、置き畳は薄いのであまり防音効果がありませんが、通常の畳は厚みがしっかりしているため、防音効果にも優れています。さらに、素材である稲藁を使っている量が多いため通常の畳のほうが断熱効果やより高いクッション性があると言えます。

そして通常の畳は構造が「畳表(たたみおもて)」「畳縁(たたみべり)」「畳床(たたみどこ)」の3つに分かれていますが、置き畳の構造も基本的には一般的な畳と同様の構造「畳表・畳縁・畳床」でできています。

そして通常の畳は構造が以下3つに分かれます。

  • 畳表(たたみおもて)
  • 畳縁(たたみべり)
  • 畳床(たたみどこ)

置き畳の構造も基本的には一般的な畳と同様の構造「畳表・畳縁・畳床」でできています。

スクロールできます
畳の種類厚み重さ構造
通常の畳約30〜60㎜1枚約20〜40kg畳表・畳縁・畳床
置き畳約15㎜1枚2〜4kg畳表・畳縁・畳床

ご紹介したように、通常の畳と置き畳は似ているようで違いがあります。

それぞれに良いところがありますので、畳の部屋をご自宅に取り入れたい方は一度専門店に相談してみることをおすすめします。

置き畳のメリット・デメリット

まずは置き畳のメリットから解説していきます。

① 軽量で小さい

置き畳は通常の畳に比べると軽く、サイズも小さいものが多いので持ち運びや取り外しが簡単にできます。

1枚2kg~4kg程度なので、女性やご年配の方でも持ち上げて移動が可能です。

② 高いクッション性

置き畳はほど良いクッション性もあるのでそのまま寝転んだり、素足でも気持ちいいので一般的な畳のようにリラックスすることができます。

クッション性があるので、ハイハイをするくらいの小さなお子様のスペースとしても最適で、ペットにおいては滑り止めにもなるため、足腰の負担を軽減してくれます。さらにクッション性があることで、防音効果や衝撃吸収効果も期待できます。

③ いつでも設置できる

置き畳は名前の通り置くだけの畳なので、自分の好きなときにいつでも設置できるのが魅力的です。

通常の畳のように夏はサラッと涼しく、冬は床の冷気を遮断したりと断熱効果もあるので、日本の四季に合わせて使えば快適な暮らしをサポートしてくれます。

④ 豊富なサイズとデザイン

置き畳にはさまざまなデザインやサイズがあるので、自分の好みに合わせてお部屋をオシャレに演出できるのも魅力のひとつ。

また、サイズは900㎜×900㎜の正方形タイプが主流ですが、中にはセルフカットできたりサイズ加工できたりする置き畳もあります。そういったタイプを使えば、部屋のサイズに合わせてぴったりと設置することができます。

続いて、置き畳のデメリットもいくつかありますのでお伝えしていきます。

① カビやダニが発生することもある

い草を素材とした置き畳は通常の畳と同じように湿気を吸収するので、湿度が高いままだとカビやダニが繁殖する恐れがあります。

カビやダニは高温多湿の時期に発生しやすいので、特に梅雨時期の使用には注意してください。なので、カビやダニの発生が不安な方は、抗菌タイプの置き畳を選ぶという手段もあります。

② ズレやすい

置き畳は置くだけなので上を歩くと、どうしてもズレやすいというデメリットがあります。

フローリングの上を滑ると、床に傷がついてしまうこともあります。滑り止めつきの置き畳も販売されているので、ズレや滑りが気になる方におすすめです。

③ ゴミが入りやすい

置き畳を敷くと、継ぎ目にゴミやホコリが入り込んでしまうことがあります。

そうすると、置き畳を持ち上げて床も掃除しなければならなくなります。目に詰まったゴミやホコリを放置しておくと、カビやダニが出やすくなるのでこまめに掃除をすることが大切です。

置き畳の素材について

置き畳にも、通常の畳のように素材がいくつかあるのでこちらでご紹介していきます。

い草(いぐさ)製

い草とは古くから日本で親しまれてきた畳やゴザの素材。単子葉植物イグサ科の植物のことで、湿地や浅い水中に生息しています。

い草は、湿度が高いとき湿気を吸収し、低いときは放出するのでまるでエアコンのような働きをします。保湿性や断熱性が高いので、夏は涼しく冬は暖かく高温多湿で四季のある日本でも快適に過ごすことができます。

い草で作られた畳は、い草独特の香りがありリラックスしたり心を癒す効果が期待できます。また、ホルムアルデヒドなどの有害物質を吸収するので、小さなお子様がいるご家庭にも安心です。

ただし、紫外線によって変色したり湿気を吸い込み、長期間放出できないとカビやダニが発生する可能性もあります。

和紙製

和紙製の畳は、細長く合わせた和紙を織り込んで作られます。い草よりも耐久性が高く、カビダニが発生しにくく、ささくれや毛羽立ちも起きにくいという特性があります。また、サラッとしておりクッション性も高いうえ、紫外線による色あせもしにくいので近年注目されている素材です。

また、和紙製の置き畳は樹脂でコーティングされているので、はっ水性に優れています。よって飲み物をこぼしてもすぐにはしみ込まず、サッと拭き取ればシミにもなりません。お手入れがしやすいので常に清潔な状態を保つことができます。

ただし、い草のように調湿効果はなく特有の香りを楽しむこともできません。そして、い草に比べると2倍以上値段が高くなってしまうものもあります。

ポリプロピレン製(樹脂製)

ポリプロピレンとは、プリンカップやペットボトルのキャップなどの原料に使われる樹脂のことを指します。

ポリプロピレン製の置き畳は、い草製や和紙製の置き畳よりも耐久性が高く、摩耗による傷や毛羽立ちができにくいのが特徴です。長い間使用していても変色もほとんどなく、はっ水効果に優れているので水拭きもでき、お手入れが簡単です。ですが樹脂でできているので、熱いものを落とすと溶けてしまう可能性もあります。

カラーバリエーションは豊富なので自分好みでお部屋をコーディネートでき、若い世代にも人気があります。

素材別のわかりやすい比較表

素材別にわかりやすく表にまとめました。

置き畳の素材特徴メリットデメリット
い草           単子葉植物イグサ科の植物が原料・吸放湿効果が高い
・い草の香りを楽しめる
・ホルムアルデヒドを吸収する
・寝転んでも痛くならない
・紫外線で変色しやすい
・カビやダニが発生しやすい
・お手入れが大変
和紙こより状にした和紙を織り込んで作られる・い草よりも耐久性が高い
・カビやダニが発生しにくい
・紫外線で変色しにくい
・クッション性がある
・カラー、デザインが豊富
・はっ水効果が高い
・い草の香りを楽しめない
・調湿効果がない
・値段が高い
ポリプロピレン (樹脂)プリンカップやペットボトルキャップの原料・耐久性がとても高い
・カビやダニに強い
・はっ水効果がある
・カラーバリエーションが豊富
・長期間変色しない
・傷がつきにくい
・クッション性がある
・い草の香りを楽しめない
・熱いものを置くと溶ける
  

置き畳の種類

縁つき(へりつき)置き畳

引用元:楽天市場 – タタミ工場 こうひん – 様

縁がついている置き畳は、縁がついていないものと比べると耐久性が高くなります。

縁があることで畳同士の摩擦を防いだり、畳の目ゴミやほこりが入りにくくなります。また高級感や重厚感を演出するので、日本の伝統を感じていただくことができます。

縁なし(へりなし)置き畳

縁がついていない置き畳は、お部屋をすっきりとモダンな印象に見せることができます。

縁がついていないので、お部屋を視覚的に広く見せる効果があります。

なお、縁がないので畳と畳が擦れ傷ができやすく、ゴミやほこりも入りやすいのでこまめなメンテナンスが必要となります。

『 縁なし畳と琉球畳の違い 』

縁がついていない畳で、「琉球畳(りゅうきゅうたたみ)」と呼ばれる畳があります。一般的には半畳サイズの縁がないものを指し、見た目が縁なしの置き畳とそっくりなので同じと思われやすいですが、実は別物になります。

大きな違いは作られている素材です。本来の琉球畳は、素材はい草ではなく「七島イ(しちとうい)」という植物が使われているので、畳表は全く異なります。い草は断面が丸になりますが、七島イは”三角の断面“をしています。普通のい草に比べると丈夫で、現在は大分県のみで栽培されとても希少価値が高く高価になります。

また、琉球畳は手作業で作られるため1人で1日2畳ほどしか作れないと言われています。これは断面が三角形なので、編むのに時間がかかってしまうからです。ですがその分特別な質感となり、高級感のある仕上がりです。

そして、縁なし置き畳と琉球畳は厚みも違います。置き畳はフローリングなどに置くための畳なので15㎜程度の厚みですが、琉球畳の厚みは「60㎜」ほどになります。加えて、琉球畳は置くのではなく部屋に合わせて職人が寸法を合わせ、すき間なく敷き詰めていきます。

← 七島イの断面

うす型置き畳

引用元:RESTA 様

置き畳の厚みは一般的に15㎜くらいのものが多いですが、中には8㎜ほどのより薄いタイプもあります。

通常の約半分程度の厚みになるのでドア付近への設置やお掃除ロボットを使用しているご家庭におすすめです。

また薄いのでカットがしやすくDIYも可能なので、お部屋を自由にコーディネートすることができます。

カラー置き畳

カラー置き畳は、お部屋の雰囲気をがらりと変えることができます。

使われている素材もい草・樹脂・和紙とさまざまで、販売店舗によっては30色以上のカラー展開があるところもあります。

おすすめの置き畳 5選

置き畳の商品はざまざまな種類がありますので、こちらではおすすめ5選をご紹介していきます。

商品 ① – RASIK い草100% ユニット畳 置き畳【6枚セット】

引用元:RASIKU 様

こちらはい草を100%使用した置き畳です。100%い草が使われているので、調湿効果や断熱効果・消臭効果などに優れています。

縁がついていないので、お部屋をモダンで洗練された印象に演出できます。

カラー展開は6色なので、自分のお好みで組み合わせも自由自在。

6枚セットで13,990円(税込)と購入しやすいお値段も魅力的なポイントです。

商品 ② – たたみのこうひん 国産和紙製 縁なし置き畳 『フィラ70』

こちらは国産和紙を使った置き畳です。

和紙製なのでい草製に比べ耐久性が高く、カビやダニの繁殖に悩まされることがなく、はっ水効果もあるのでお手入れが簡単です。

抗菌加工もされているので、小さなお子様がいるご家庭でも安心して使うことができます。

また、通常の置き畳は厚さ15㎜のものが一般的ですが、こちらは厚みが25㎜なので高いクッション性があります。

カラーは12色あるので、自分好みの色が見つけられます。

商品 ③ – 楽天市場 こだわり安眠館 国産PP ユニット置き畳

こちらはポリプロピレンを使った置き畳。

汚れに強くカビやダニが発生しにくい・耐久性が高いという特徴があります。また、日焼けによる変色やささくれの心配もありません。

裏面には不織布製の滑り止めがついているので、ズレを気にせず使用できます。

また、い草を使用していないので、い草特有の香りが苦手な方にもおすすめです。

商品 ④ – たたみのこうひん 大きめサイズ 縁付き置き畳

こちらは大きめサイズでゆったりと過ごすことができる、日本製和紙を使った置き畳です。縁がついているので日本伝統の畳を感じることができ、重厚感や高級感があります。

和紙製なので、日焼けによる変色を防ぐ・カビやダニを防止する・耐久性が高い・はっ水効果があるなどのメリットがたくさんあります。

また、裏面には滑り止めもついているのでズレることなく安心です。

商品 ⑤ – RESTA 厚さ8㎜の超薄型置き畳 SUIVIE 翠美

引用元:RESTA 様

こちらは厚さが8㎜のポリプロピレン製超薄型置き畳です。

通常の置き畳の半分ほどの薄さなので、カット加工も可能。

薄いので開き戸やクローゼットの下にも難なく敷くことができます。

薄いのにクッション性が高く、長時間座っても疲れないのが特徴です。裏側には粘着性の高いテープが貼ってあるので、剥がして置くだけで簡単に設置ができ何度でも繰り返し使用することができます。

カラーも豊富で、自分だけのオシャレでモダンなお部屋作りに。

置き畳の交換のサイン

置き畳の交換時期は、通常約3〜5年が目安です。

ですが、使い方や劣化状況によりもっと早く交換したほうがいいケースもあるのでこちらで解説していきます。

原因 ①:湿気

置き畳が劣化する要因は、湿気です。

素材であるい草は、湿気を吸収し放出する役割がありますが、梅雨時期などで湿度が高い期間が続くと湿気を吸収する限度を超えてしまいます。

そうすると、い草は吸い込んだ湿気を放出できなくなり、常に湿った状態になってしまいます。そのことからカビやダニが繁殖しやすくなるので、天気がいい日に換気をし置き畳を乾かすようにしてください。

原因 ②:ささくれ

置き畳の上に重いものを置いて移動させたり、先端の尖ったもので傷をつけるとささくれの原因になります。

また、長い間使い続けている置き畳は乾燥しやすいので素材が弱くなり、ささくれができやすくなります。

ささくれはそのまま寝転んだり素足で歩いたりすると、表面のい草が逆立っているので危険です。少しでも症状が小さいうちに、早めに対処しておくことが大切です。

原因 ③:焦げ跡

置き畳の上にタバコの火や線香を落としてしまうと、表面が黒くなり見た目が悪くなります。

小さな焦げ跡はサンドペーパーなどで擦って対処できるようですが、大きな焦げ跡は置き畳をまるごと替えてしまったほうがいいケースもあります。

原因 ④:日焼け

人体にも影響を与える紫外線は、置き畳の素材であるい草の変色原因です。い草が素材の置き畳は、新調して間もない頃は緑色をしていますが、日光に当たり続けるとだんだん色が黄褐色に変化していきます。

また、紫外線だけでなく室内の照明を浴びても変色していきます。一度変色した置き畳は元に戻すことは難しいので、気になる方は日焼け防止グッズを使用してみてもいいかもしれません。

置き畳のお手入れ方法について

置き畳にも正しいお手入れ方法があるのでご紹介していきます。

い草製の置き畳

い草製の置き畳は繊細なので、普段のお手入れは乾いた雑巾で乾拭きします。

毎日掃除機をかけると置き畳の表面を傷つけてしまうため、雑巾では取れないようなゴミやダニを取る際に掃除機を使うようにするとベストです。その場合、必ず置き畳の目に沿って掃除機を動かすようにしてください。

もしささくれができていたら、無理に引き抜かず表面のい草を束ねる糸を切らないよう注意してハサミでカットします。

また、水汚れがついてしまったときはゴシゴシ擦らず、目に沿って乾いた雑巾でやさしく吸い取るようにして拭いてください。カビが生えてしまったら、置き畳の目に沿って優しくブラシを動かして取り除きます。

和紙製の置き畳

和紙製の置き畳は、い草よりも丈夫なので毎日掃除機をかけても大丈夫です。

掃除機をかける際は、置き畳の目に沿って動かすようにしてください。そして、はっ水性が高いので水拭きをしてもOKです。

もし油汚れがついてしまったら、薄めた中性洗剤を雑巾に含ませ水拭きします。ですが、表面に洗剤が残るとはっ水効果が落ちるので、仕上げに固く絞った雑巾を使用し、しっかりと洗剤を拭き取ることがポイントです。

シミができたときは、専用の洗浄液もしくは希釈した塩素系漂白剤を使うことができます。ですが、い草や縁につくと塩素ガスが発生するため必ずシミ部分のみに塗布するよう心がけてください。

ポリプロピレン製(樹脂製)の置き畳

ポリプロピレン製(樹脂製)の置き畳は、和紙製よりももっと耐久性が高いので普段から掃除機をかけても問題ありません。

拭き掃除も掃き掃除もできますが、ほかの置き畳と同じように畳の目に沿って掃除することを意識してください。目に沿って掃除することでより長持ちさせることができます。

また、い草や和紙製では変色する可能性が高いアルコール除菌やエタノールでの消毒もOKです。時間が経ってしまった汚れは、中性洗剤を含ませた雑巾で水拭きし、固く絞った雑巾で仕上げ拭きをして洗剤を拭き取ってください。

まとめ

今回は、置き畳について魅力や通常の畳との違い・種類・おすすめ・お手入れ方法などの解説をしました。

置き畳は、通常の畳と同じように「畳表・畳縁・畳床」の3つの構成でできていることがわかりました。素材もい草・和紙・樹脂(ポリプロピレン)製があり、一般的な畳と同様です。

そして置き畳は、洋室のフローリングに置くだけで手軽に和室のような雰囲気を演出してくれます。また、種類やカラーもさまざまなので自分好みのものを見つけることができるはずです。なので現在自宅に畳のある和室を作りたいと思っている方は、まず置き畳を使用してみるのもひとつの手段ではないでしょうか。

ですが、本格的な和室を作りたい方は部屋に合わせた畳の採寸が必要になるので、畳の専門店に相談していただくことをおすすめします。専門店を選ぶ際は、無料見積があるか・無料点検があるか・返品保証があるかなどをポイントに検索し、悪徳業者でないか見極めるようにすることが大切です。

夏に向けて快適な和室作りをしたい方は、まず置き畳でお部屋をコーディネートしてみてください。

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