【冬の省エネ対策 – 窓の断熱対策 – 】おすすめ断熱テープ(すき間テープ)10選をご紹介!

冬場に暖房器具の効率を良くし、少しでも光熱費を節約したいと思っている方もいるのではないでしょうか?

冬に部屋が暖まりにくいと感じるのは、暖まった空気が窓から逃げ出していることが原因です。

窓の断熱対策をすることで心地よく過ごせるだけでなく、さまざまなメリットを得ることができます。断熱性を高める方法はいろいろありますが、今回は誰でも簡単にできる断熱テープ(すき間テープ)を使った断熱対策について詳しく解説していきます。

断熱テープ(すき間テープ)の特徴や使い方、おすすめの断熱テープも10商品ご紹介いたしますので、ご自宅に適したものを選んでいただき、寒い冬もお家で快適に乗り越えてください。

目次

なぜ冬に断熱対策は必要?

断熱とは、部屋の中からも外からも熱を伝わりにくくすることで、室内の温度を一定にキープすることです。

冬に断熱対策が必要な理由として、以下のようなことが挙げられます。

  • 快適な暮らしをするため
  • 健やかに過ごすため
  • 光熱費節約のため

冬に断熱対策をし、外の冷気の侵入を防いだり暖まった部屋の空気を外へ逃がさないようにすることで、室内温度が一定に保たれるため、心地よく過ごすことができます。

また、冬はヒートショックを起こす可能性が高くなります。

ヒートショックとは?
急激な温度変化により血圧が激しく変動し、失神や脳梗塞が発生する現象のことで、室内外の温度差をなくすことで、ヒートショックを防ぐことができます。

そして、室内外に温度差ができると結露が発生しやすくなり、カビやダニなどが繁殖する恐れが高まります。発生したカビやダニはハウスダストの原因となり、さまざまなアレルギー症状を引き起こし、人体に影響を及ぼします。

断熱対策をすることで熱が伝わりにくくなり、暖房器具の効率が良くなるため省エネ(光熱費の節約)にもつながります。

このようなことから、冬に断熱対策をすることは人体だけでなく、環境やお財布にもよい対策となりますので、是非お試しください。

冬におすすめな断熱方法は?

断熱対策にはさまざまなやり方があります。この章では、断熱テープ以外の断熱対策も簡単にご紹介します。
また、一般的な冬場の電気代や断熱テープを使用することで、どれくらいの光熱費が節約になるかも解説していきます。

断熱テープ以外の対策

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断熱カーテン特殊な裏地が施してあり、室内の熱の移動を防ぐカーテン。
高い保温効果が期待でき、窓だけでなく廊下や階段への使用もおすすめです。
カーテンライナーカーテンレールに設置する、カーテンの裏地のようなアイテム。
素材は主にビニールを主とし、ホームセンターなどで手軽に購入でき、DIYにも向いています。
緩衝材(プチプチ)さまざまな緩衝材の中で最も高い保温効果が期待できるのがプチプチ。
ポリエステルやポリプロピレンを素材とし、窓に貼りつけることで冷気の侵入を防いでくれます。
断熱シート窓や床に貼ることで断熱効果をアップさせることができるシート。
窓ガラスの表面の冷えを防ぎ、結露の発生をさえる効果もあります。
断熱フィルム窓に貼ることで室内の暖かい空気(遠赤外線)を室内側に反射させ、室内の温度を一定に保つ断熱アイテム。
部屋全体を魔法瓶のようにし、熱を遮断します。
断熱パネルサッシに貼ることで窓との間に空気層を作り、簡単に二重窓構造を作る断熱アイテム。
外気の影響を受けにくくしてくれ、取り付けが簡単なものも多くあります。

上記のように、冬場の断熱方法はいくつかありますが、その中でも断熱テープやすき間テープは窓ガラスに貼るだけで手軽に断熱対策が行えます。

お近くのホームセンターや100均でも取扱いがあるため、入手しやすいのもポイントです。記事の後半ではおすすめの断熱テープ・すき間テープを10選ご紹介していきます。

一般的な冬場の電気代はどれくらい?

こちらもまた、住まいの大きさ・住んでいる人数・地域によって誤差はありますが、断熱テープを使用して対策を行った場合、光熱費はどれくらい節約になるのか気になる方もいらっしゃるかと思います。

光熱費を節約するためには断熱テープなどの断熱グッズを使用し、エアコンやファンヒーターなどの暖房器具の効率を良くすることが重要です。

一般的に、冬場は室内の温度を20℃くらいにすると電気代の節約につながると言われています。

実際に、一般社団法人 省エネルギーセンターのデータによると、エアコンの設定温度を1℃下げただけで年間23.08kWh(約1,170円)の節電ができるとのことです。

また、室内温度を20℃に設定し、ガスファンヒーターを使用した場合は年間約1,130円の節約に、石油ファンヒーターの場合は約820円の節約になるそうです。

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引用元:一般社団法人 省エネルギーセンター 家庭の省エネ大辞典様

冬の断熱対策に最適な断熱テープとは?

断熱テープは貼るだけで室内・室外どちらからも熱を遮断し、暖房器具の効率を上げたり結露を防いだりすることができます。

また、窓だけでなくドアや引き戸にできるすき間にも使用することで冷気の侵入を遮断してくれます。

こちらでは、断熱テープのメリットやデメリット・使い方などをお伝えしていきます。

断熱テープのメリット

断熱テープのメリットは以下の通りです。

  • 室内外熱伝導を最小限に抑えることでエアコンの効率をUPさせる
  • 室内外の温度差が少なくなることで結露の防止になる
  • 剥離紙がないため貼りやすくゴミが出ない
  • 剥がす際にキレイに剥がせる
  • 切って貼るだけなので使い方が簡単
  • 100均やホームセンターなど入手しやすい店舗が多い
  • 安価でコスパが良い
  • 窓以外に引戸やドアにも使える

断熱テープのデメリット

断熱テープのデメリットは以下の通りです。

  • 劣化が早い
  • 剝がれてくる
  • テープの厚みによっては窓の開閉が悪くなる
  • 見た目が不自然になる
  • 剥がした際跡が残ることがある

断熱テープの使い方は?

断熱テープは種類によって厚み・幅・長さが異なります。

そのため、断熱テープを購入する前に、最初に断熱テープを貼りたい場所の縦横の長さやすき間のサイズを測っておくことが重要です。

貼り方は以下の通りになります。

STEP
貼りつける場所の汚れを落としキレイにしておく

貼り付けたい場所がホコリや油分などで汚れていると、テープの粘着力が半減しはがれやすくなります。そのため、事前に掃除しておくことが大切です。

STEP
貼りつける部分の長さを測りテープをカットする

貼りつける部分の長さに合わせて、ハサミなどを使い断熱テープをカットします。短すぎるとすきま風が入る原因になるので、気持ち長めに切ることがポイント。

STEP
貼りつける部分の長さを測りテープをカットする

断熱テープを貼り終えたらしっかりと粘着させ、はみ出た部分を切り落として完成です。

おすすめの断熱テープ(すき間テープ)10選

断熱テープにはさまざまな種類があり、素材・幅・色などご自宅の窓に合わせて選ぶことができます。

この章では、おすすめの断熱テープ10選をご紹介していきます。

オススメ商品①:ニトムズ サッシ枠断熱テープ

引用元:Nitto ニトムズ様

幅16㎜で、小さめの窓にも貼ることができる断熱テープ。

サッシに貼ることで、室内外の熱の伝導を抑え結露防止と暖房器具の効率を良くすることができます。

剥離紙がついていないので貼りやすくゴミも出ません。

オススメ商品②:まど活 断熱クワピタテープ

発泡ポリエチレンを素材とする断熱テープ。

幅広でしっかりとサッシに貼ることができ、のり残りしにくいタイプです。

室内の暖かい空気を逃さず、結露防止に役立ちます。

オススメ商品③:セメダイン すきま用テープ N-1

窓のすきま風防止はもちろん、ほこりや騒音防止にも効果が期待できます。

また、蚊など小さな虫の侵入も防いでくれます。

シールを剥がして貼るだけなので簡単に断熱対策ができます

オススメ商品④:セメダイン 高断熱すきま用テープ

耐久性と気密性を50%程度アップさせることができる高断熱が特徴のセメダイン製断熱テープ。

こちらも熱の出入りを防ぐだけでなく、音を抑え虫の侵入を防いでくれます。より高い断熱効果を求める方におすすめ。

オススメ商品⑤:アサヒペン サッシ枠用断熱テープ

サッシに貼りつければ冷気の侵入を防いでくれる4本入りの断熱テープ。

特殊な粘着剤が使われているため、何度でも貼り直せるのが特徴です。

結露を防ぐだけでなく、結露の水滴も吸収してくれるところが優秀です。

オススメ商品⑥:ニトムズ サッシ枠断熱テープ ドット柄

室内外の熱の移動を抑えながら、サッシを可愛らしくデコレーションできる柄つきの断熱テープです。

ドットのほか、フラワー・シャボン柄の中からお好みに合わせて選ぶことができます。

オススメ商品⑦:ダイソー サッシ枠用断熱テープ

発泡ポリエチレン素材の貼るだけで室内外の温度差を少なくし、結露を防いでくれる断熱テープ。

なんと言っても100円窓の断熱対策ができるところが嬉しいポイントです。

あまりお金をかけず、お試しで断熱対策してみたい方にもおすすめです。

オススメ商品⑧:隙間風防止テープ

引用元:Amazon -Birllaid-様

透明タイプなので窓に貼っても違和感なく断熱対策ができます。部

屋の温度を一定にキープすることで、光熱費節約にも役立ちます。

さらに虫よけにもなり、窓だけでなく玄関・浴室・洗面所・流し台など住宅のあらゆるところに使うことができます。

オススメ商品⑨:発泡断熱テープ

引用元:Amazon-Uxcell-様

ゴムのような弾力性がある発泡断熱テープ。

窓のすき間埋めやドアの断熱対策に向いています。耐久性が高いので、一度貼れば長く使えるためコスパがいいのもポイントです。

裏地は強力な粘着力のため、しっかりと貼りつけることができます。

オススメ商品⑩:伝導性アルミ箔テープ

粘着力と高い接着性が特徴の伝導性アルミテープ。

柔軟性が高いので、窓以外にも配管のカバーや水槽周りの防水などにも向いています。

また、キッチンのすき間・家電・エアコンの防止など用途が幅広く使い勝手が抜群です。

冬の断熱対策は窓周りの専門店に相談するのもおすすめ

断熱テープ(すき間テープ)は自分でも簡単にできる断熱対策です。しかし、少なからずデメリットも生じるので本格的に断熱対策をするなら、窓周りの専門に依頼をするのがおすすめです。

例えば窓ガラスの交換やリフォーム、雨戸やシャッターの取り付けなどは自分での実施が難しい断熱対策です。そのような断熱対策を検討している方は、まず窓周りの専門店に相談してみてください。

窓周りの専門店をおすすめする理由は、以下の通りです。

  • 窓周りについての知識が豊富
  • 住居に見合う見合う断熱方法を提案してもらえる
  • リフォームや交換の経験や実績がある
  • 修理や交換後の保証制度が備わっている
  • 作業に手間や時間がかからない
  • 作業が失敗するリスクがない
  • 窓以外の家のことについても相談ができる など。

まとめ

ここまで、冬の断熱対策におすすめな断熱テープ(すき間テープ)について特徴や使い方などをご紹介してきました。

断熱テープのメリットは、以下のようなことになります。

  • 結露防止になる
  • 電気代の節約につながる
  • ゴミが出にくい
  • 使い方が簡単
  • キレイに剥がせる
  • 入手しやすい
  • コスパがいい
  • 窓以外にも使用できる

しかし、断熱テープには剝がれやすい・見栄えが悪くなるなどのデメリットが少なからず生じます。DIYでなく、しっかりとした断熱対策を考えている方は専門店に依頼し、窓のリフォームや窓ガラスの交換などをするのがおすすめです。

その際はSNSで口コミや評価を確認するなどし、信頼できるかどうかを見定め専門店を選ぶことが大切です。冬の断熱方法はさまざまですが、まずは種類が豊富で手頃に入手でき、簡単に実行しやすい断熱テープ(すき間テープ)を活用してみてください。

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