【外から中が見えにくい網戸とは?】網戸の色や素材・メッシュによる見え方の違いやプライバシーを守るオススメ網戸商品をご紹介!張替え時期や簡単なDIYの方法もお伝えします。

これから夏が近づくにつれ、窓を開けて室内に心地よい風を入れたくなります。

しかし、道路に面していたり隣家と密接していたりすると窓の外からの視線が気になりますよね?そんな時に、どこのお家でも窓に取り付けている網戸を使って外からの視線を遮ることができます。

この記事では、以下を詳しくご紹介しますので参考にしていただけたら嬉しいです。

  • どんな網戸を使えば外からの視線を避けて快適に過ごせるか
  • どんな網戸があるのか?網戸の種類やそれぞれの特徴
  • 網戸の適した選び方や張り替え時期の目安とは?
  • DIYで網戸を張り替える方法。張り替え専門店との違いは?
目次

外から見えにくい網戸とは?

外からの見えにくさは、網戸のネットの色で決まります。

よく使われるネットの色は、「白」「グレー」「黒」の3色です。

ここでは、網戸の色による見えにくさの違いや網戸にプラスしてさらに外からの視線を緩和する方法もご紹介します。

網戸の色による見えにくさの違い

以下、色による見えにくさ・見えやすさの比較表にしてみました。
室内から外を見た時に外が見えにくい「白」の網戸などは、見えていないつもりになりますが実は外から丸見えだったということもありますので色選びには十分注意が必要です。

スクロールできます
 外から中が見えにくい中から外がよく見える
×
グレー
×
プライバシーネット

プライバシーネットとは? … 表が黒色、裏が銀色に加工されたネットです。

一般的に網戸で使われている3色のうち、外から中がもっとも見えにくい色は「白」です。

しかし、白い網戸は、室内から外の景色も見えにくいというデメリットがあります。

また、黒いネットは部屋の中から外の景色がよく見えますが、同様に外から部屋の中もよく見えてしまうためプライバシーを気にされている方にはオススメできません。グレーのネットは白と黒の中間の見え方になります。気になる方は是非お近くのホームセンターまたは網戸の張り替え専門店にご確認ください。

家の中で一番長い時間を過ごすリビングでは、外からは見えにくく家の中からは外の景色がよく見えると気分もリフレッシュできて嬉しいですよね。

そこでもっともオススメな網戸は、『プライバシーネット』と呼ばれる網戸です。

『プライバシーネット』は、片面が黒・片面がシルバーの網戸で、外側がシルバーのため外から中は見えにくく、内側を黒にすることで部屋の中から外の景色はよく見えるという便利な網戸のネットになります。

網戸にプラスしてさらに外からの視線を軽減させる方法

網戸だけで外からの視線を遮るには限界があります。

プライバシーネットや白色のネットを選んでも、夜に部屋の電気をつけてると外からよく中が見えてしまいます。

ここでは網戸にプラスして外からの視線をさらに見えにくくする商品を4点をご紹介します。

網戸目隠しシート

網戸に直接貼るタイプのシートです。

網戸のサイズに合わせてカットして取り付けます。

手軽に好きな柄を選べてお部屋のアクセントにもなりますが、中から外の景色も見えにくくなってしまうので注意が必要です。

すだれ

昼間の目隠しには有効です。

しかし、夜間、部屋の電気をつけると中の様子が見えてしまうものもあります。

夜間の見えにくさ重視するなら、すだれを二重にするなどの工夫が必要となります。

日よけシェード

日よけ対策だけでなくおしゃれで目隠し効果もあります。

部屋の中から外は見ることができるので、防犯対策にもなります。

洗濯物も隠せるので一人暮らしの女性にもおすすめです。

マドミラン(格子窓に貼る)

窓の外の格子に貼り付けて目隠しをする商品です。

昼夜問わず目隠し効果があり浴室やキッチンなどの窓に取り付けるのオススメです。

外観を損なうことなく風通しもよく耐久性も高い商品です。

網戸の選び方

網戸の選び方のポイントには、大きく以下の4つがあります。順に解説していきます。

  • 網戸に求める機能
  • ネットの網目の細かさ
  • ネットの色
  • ネットの素材

網戸に求める機能

網戸には、外から覗かれにくい機能以外にも、防虫効果・防塵効果・花粉対策・日よけ効果・ペットがひっかいてもやぶれにくいなど特別の効果があるものも。

気になる機能があれば、検討されてはいかがでしょう。

網戸の網目の細かさ(メッシュの細かさ)

網戸によく利用されるのは、以下メッシュ数のものになります。

  • 18メッシュ
  • 20メッシュ
  • 24メッシュ

メッシュの数字が小さいほど網目は荒く、大きくなるほど細かい網目になります。

細かい網目の網戸は、小さな虫を通さない代わりに風通しも悪くなりますのでご注意ください。

通気性や防虫機能のバランスの良さを考えると、「24メッシュ」がおすすめです。

ネットの色

一般的な網戸のネットの色は、「白」「グレー」「黒」が多いです。

近年、「ブラウン」「ピンク」「ブルー」など色々な色もでてきており、家の外観や室内のイメージに合わせてネットの色を選ぶことができます。

ネットの素材

ネットに使われる素材には、下表の4つがあります。それぞれの特徴をご確認ください。

【ネットの素材別特徴】

スクロールできます
 特徴メリットデメリット
ポリプロピレン    ・一般的な網戸に使われる素材・価格が安い
・素材が柔らかくいのでDIYで張り替えしやすい
・紫外線に弱く劣化しやすい
ポリエステル・ポリプロピレンより強度がある・ポリプロピレンより耐久性がある・ポリプロピレンより価格が高い
グラスファイバー・熱に非常に強い
・日差しの強い部屋やベランダ、キッチンの窓などに適している
熱に強くほつれにくい
・耐久性がある
・価格が高い
・流通量が少ないためサイズの選択肢が少ない
・ホームセンターなどでは販売している場所が少ない
ステンレス・4つの素材の中でもっとも耐久性がある
・汚れにくく手入れが楽
・強度と耐久性に優れている
・破れにくいため防犯対策にも
・価格が最も高い
・重量がありネットが非常に硬いため劣化すると怪我をしやすい

網戸の適した張替え時期はいつ?

ここでは網戸の張替え時期がいつなのか?傷んだ網戸を放置することのデメリットをお伝えします。

ネットの張替えのみの場合

網戸のネットの張替えは、通常4~5年に一度が推奨されています。

しかし、実際には10年程度で張り替えを検討されるお客様が多くいのが現状です。

網戸の張り替えのサインは以下の状態になった場合になります。参考にしてみてください。

【網戸の張替えチェックポイント】

  • 網戸のネットを触ると粉っぽいものが手につく
  • 網戸のゴムが劣化している
  • 網戸のネット全体がたるんでいる
  • 網戸のネットに穴があいている

網戸のサッシ(フレーム)ごと交換する場合

網戸のフレームは、ネットより耐久年数は長く10年。長い方は20年以上同じものを使用されているお客様もいらっしゃいます。

20年となるとさすがに家も沈みフレームと合わなくなってきますので、10年前後でフレームの交換を考えることオススメいたします。

網戸のサッシ(フレーム)が以下の状態になった場合には、網戸の張り替えだけでなくサッシの交換も必要になります。

【サッシ交換のチェックポイント】

  • サッシ歪みきちんと閉まらず窓のフレームと網戸のサッシ間に隙間が空いている
  • 網戸の骨組みがぐらぐらしている
  • 網戸の開閉がスムーズにいかない

網戸の開閉は、修理可能な場合もありますので、専門業者に相談されることをおすすめします。
レールの滑りが悪い場合は、レールにシリコンスプレーをすると滑りが良くなります。

傷んだ網戸を放置するデメリット

傷んだ網戸を放置すると以下のデメリットがあります。

  • 虫が侵入しやすくなる
  • 猫などのペットが外に出てしまう
  • 空き巣などに狙われやすい(防犯に気を使っていないとみられるため)

小さな穴だからと放置しておくと、穴は気づかぬうちにどんどん大きくなっていきます。

色々なトラブルが起きる前に早めの対処をオススメします。

DIYで網戸を張り替えする方法

傷んだ網戸ネットは、DIYで比較的簡単に張り替えることができます。

ここでは、自分で網戸の張り替える場合に必要な道具や手順を簡単にご紹介します。

準備するもの

  • 張替え用のネット
  • 網戸クリップ
  • 網押さえローラー
  • 網押さえゴム
  • カッター

網戸の張り替え手順

STEP
古いネットを取り外す

ゴムの切れ目を探し引っ張り取り外す

STEP
張替え用のネットを切る

張替え用のネットを網戸フレームの上に広げ、クリップで固定し余裕を持たせてカッターで切ります

STEP
端押さえのゴムを押し込んでいく

最初に端押さえのゴムの端を5センチほど出るように押し込み、続きをローラーで右利きの人は時計回り(左利きの人は反対回り)に4辺すべて押し込んでいきます

STEP
ゴムの仕上げとネットの調整

ゴムを4辺すべて押し込み終わったらカットします。ネットにたるみが出ないよう調整しながらカットしたゴムを押し込みます。

STEP
余分なネットをカットして張替え完了

余分なネットをカッターでカットします。(できるだけ押さえゴムのギリギリをカット)

網戸の張替えはDIY?専門業者?

【DIYと専門業者利用の違い】

 DIY専門業者
メリット       ・安価やろうと思えばできる
※道具も揃えるため、トータルで見ると安価ではない
手間がかからない
・仕上がりがきれいで長持ちする
・網戸のお悩みや性能などを専門家に相談できる
・お店によっては、無料保証期間がある
・当日納品も可能
デメリット・手間や時間がかかる
・道具を買い揃える必要がある
・採寸を間違える可能性が高い
・適した網戸のネットを選べない
・失敗するとやり直しとなり高くつく
・仕上がりに満足できない
・DIYより費用が高くなる傾向がある
・繁忙期の時期は、納品に時間がかかる場合がある
・悪徳業者も存在する(お店のサービス内容や口コミは事前確認必須)
費用(1枚当たり)1,000円~(張り替えに道具代金は別)2,000~15,000円
時間(1枚当たり)1〜2時間程度10~20分程度

当店、家美装(いえびそう)では、最安値 1,800円〜/枚 から張り替えを承っております。納品から1年は無料保証付きとなります。

DIYと専門業業者のメリット・デメリットを見ていくと、DIYは安価で、やろうと思ったときにすぐできますが、道具を揃えたりネットを購入したりする手間や時間がかかることに加え、仕上がりに満足できないことや万が一失敗してやり直しとなった場合は、さらに手間や新たな材料費がかかることになります。

網戸の張り替え専門業者に依頼すると、費用はDIYより高くかかってしまう可能性もありますが、手間もかからず職人さんの技術で綺麗に仕上げてくれます。また業者によっては、当店のように納品後の保証制度があったりと何かトラブルがあってもすぐ駆けつけてくれる専門店があれば安心して依頼できるとおもいます。

以上から、網戸は数年でネットの交換をする必要のないものになりますので、長い目で考えしっかりと網戸の素材や機能を理解しネットを選びプロの専門業者へ張り替えの依頼をすることを絶対におすすめします。

外から見えにくい網戸でプライバシーを守って快適に!

この記事では、網戸ネットの色で外からの見えにくさが決まることをご紹介しました。

一番のおすすめは、外から部屋の中は見えにくく、中から外の景色は見えやすい『プライバシーネット』と言われる銀と黒のネットです。

また、網戸のDIYでの張替えは、仕上がりに満足できずやり直しで時間やお金を無駄にするという残念な結果になることが多いです。

専門業者に依頼すれば、手間をかけずにきれいな仕上がりで納品されますので、長持ちするため多少追加費用が掛かっても長い目で見れば結局お得になります。

これからの季節、窓を開けてきれいな網戸からさわやかな風を取り入れ快適に過ごすため、

ぜひ一度お家の網戸の状態をチェックし、必要であればお近くの網戸張り替え専門業者に相談しましょう。

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